他社様にて制作された後、長期間にわたってアップデートされていなかったWordPressサイトの復旧・アップデート作業を担当しました。
制作会社様との保守契約終了後、長年にわたって大きな更新を行わないまま運用されていたサイトでした。
もともとは問題なく稼働していたため、そのまま運用を続けることもできる状態でしたが、使用していたPHPバージョンのサポート終了により、サーバー環境を更新する必要が生じたことが今回の対応のきっかけとなりました。
しかし、WordPress本体だけでなく、サイトの主要機能を担っていた他社製のオリジナルプラグインも古いPHP環境を前提としたコードになっていたため、単純にPHPやWordPressを更新するだけでは正常に動作しない可能性がありました。
そこで、既存システムの調査からプログラムの改修、WordPress・PHPのアップデートまでを一括して対応しました。
主な作業内容
- 古いバージョンのWordPress本体を段階的にアップデート
- サポート終了となったPHPバージョンから現行環境へ移行
- サイトの主要機能を担う他社製オリジナルプラグインの解析
- 独自プラグインのPHP互換性対応・コード改修
- WordPressアップデートに伴う表示崩れ・動作不良の修正
- テスト環境(ステージング環境)を構築したうえで本番環境へ反映
主な対応内容とポイント
1. PHPのサポート終了をきっかけに環境を見直し
長期間アップデートされていなかったため、WordPressだけでなくサーバー側のPHPも古いバージョンのままとなっていました。
当時は問題なくサイトが動作していたため、そのまま運用されていましたが、PHPのサポート終了により、今後も同じ環境を使い続けることが難しい状況になっていました。
そこで、単純にPHPのバージョンだけを上げるのではなく、WordPress本体や独自プラグインを含めて、現在の環境で動作できる状態へまとめて更新することにしました。
2. サイトの核となる独自プラグインを解析・改修
サイトには、主要な機能を担う他社製のオリジナルプラグインが導入されていました。
古いPHP環境を前提として作られていたため、PHPのバージョンをそのまま上げるとエラーが発生する可能性がありました。
そこで既存コードを確認し、非推奨となった記述やPHPの仕様変更によって動作しなくなる箇所を調査。
必要な部分を改修し、新しいPHP環境でも既存の機能を維持できるよう対応しました。
3. WordPressも段階的にアップデート
WordPress本体も複数のメジャーバージョンが離れた状態だったため、いきなり最新版へ更新するのではなく、ステージング環境で動作を確認しながら段階的にアップデートしました。
各段階でサイトの表示や主要機能を確認し、アップデートによって発生した不具合を修正。
最終的にPHPとWordPressの両方を新しい環境へ移行したうえで、本番サイトへ反映しました。
長期間更新していないWordPressのアップデートにも対応
WordPressは定期的にアップデートされていますが、長期間そのまま運用しているサイトでは、単純な更新だけでは対応できないケースがあります。
特に、古いPHP環境や独自プラグイン、オリジナルテーマなどが組み合わさっている場合は、現在の環境との互換性を確認しながら更新する必要があります。
今回のように、
- PHPのサポート終了をきっかけに環境を更新したい
- 長期間WordPressをアップデートしていない
- 他社制作の独自プラグインがあり、更新するのが不安
- 古いサイトをできるだけ現在の状態を維持したまま更新したい
- 保守契約は結ばず、必要なときだけスポットで対応してほしい
といったケースについても、現在の構成を確認したうえで、必要な改修やアップデートを行っています。
古いWordPressサイトの場合、まずは現在の環境や使用しているプラグインなどを確認し、どこまで更新できるのかを調査するところから対応可能です。




