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初心者向け!WordPressでよくあるエラーとその対処法を解説

初心者向け!WordPressでよくあるエラーとその対処法を解説

WordPressは非常に人気のあるウェブサイト作成ツールですが、初めて使う方にとっては、エラーが発生した際の対処方法が難しく感じられることがあります。この記事では、WordPressでよく見られるエラーと対処法を簡易的にですが紹介します。

 

内部サーバーエラー(500 Internal Server Error)

  • 原因: サーバーの設定やプラグインの問題が原因です。
  • 対処法:
    • エラーログを確認: サーバーのエラーログをチェックして、どのプラグインや設定に問題があるか確認します。
    • .htaccessファイルを確認: .htaccess ファイルが壊れている場合があるので、このファイルを削除またはリセットしてみましょう。

      手順:

      1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
      2. WordPressのルートディレクトリにある .htaccess ファイルをダウンロードしてバックアップを取ります。
      3. .htaccess ファイルを削除またはリセットします。
      4. 管理画面にアクセスし、「設定」→「パーマリンク」を開き、何も変更せずに「変更を保存」をクリックして新しい .htaccess ファイルを生成します。
    • プラグインを無効化: すべてのプラグインを無効にして、一つずつ有効にして問題のあるプラグインを特定します。

      手順:

      1. FTPクライアント(例えばFileZilla)を使用してサーバーに接続。
      2. wp-content フォルダ内の plugins フォルダに移動。
      3. 各プラグインのフォルダ名を変更して無効化します(例えば、 plugin-nameplugin-name-off に変更)。
      4. サイトを再読み込みしてエラーが解消されるか確認します。
    • テーマの無効化

      手順:

      1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
      2. wp-content フォルダ内の themes フォルダに移動。
      3. 現在のテーマのフォルダ名を変更して無効化します(例えば、 theme-nametheme-name-off に変更)。
      4. WordPressは自動的にデフォルトテーマ(例:Twenty Twenty-One)に切り替えます。
      5. サイトを再読み込みしてエラーが解消されるか確認します。
    • PHPメモリリミットの増加

      手順:

      1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
      2. WordPressのルートディレクトリにある wp-config.php ファイルを編集。
      3. 以下の行を追加してメモリリミットを増加させます。

        define('WP_MEMORY_LIMIT', '128M');
        

         

         

データベース接続エラー(Error Establishing a Database Connection)

  • 原因: データベースサーバーに問題があったり、接続情報が間違っていたりします。
  • 対処法:
    • wp-config.phpファイルを確認: データベースの接続情報(ホスト名、ユーザー名、パスワード)が正しいか確認します。

      • FTPクライアントを使用してサーバーに接続し、WordPressのルートディレクトリにある wp-config.php ファイルを開きます。
      • データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名が正しいか確認します。以下のコード部分を特にチェックしましょう。
        define('DB_NAME', 'database_name');
        define('DB_USER', 'database_user');
        define('DB_PASSWORD', 'database_password');
        define('DB_HOST', 'localhost');
        

       

    • ホスティング会社に問い合わせ: データベースサーバーがダウンしている場合や接続問題がある場合は、ホスティング会社に連絡してみましょう。
    • データベースの修復
      • WordPressの管理画面にアクセスできる場合は、「ツール」→「データベース修復」からデータベースを修復します。
      • 管理画面にアクセスできない場合は、 wp-config.php ファイルに以下の行を追加して、データベース修復モードを有効にし、 http://yourdomain.com/wp-admin/maint/repair.php にアクセスします。

        define('WP_ALLOW_REPAIR', true);
        
      • 修復が完了したら、 wp-config.php ファイルからこの行を削除します。

白い画面(White Screen of Death)

  • 原因: プラグインやテーマの互換性の問題やメモリ不足が原因です。
  • 対処法:
    • プラグインやテーマを無効化: 管理画面にアクセスできる場合は、すべてのプラグインやテーマを無効にして、一つずつ有効にして問題のあるものを特定します。
    • デフォルトテーマに切り替え: WordPressのデフォルトテーマ(例:Twenty Twenty-One)に切り替えてみてください。
  • プラグインの無効化
    • 手順:
      1. FTPクライアント(例えばFileZilla)を使用してサーバーに接続。
      2. wp-content フォルダ内の plugins フォルダに移動。
      3. 各プラグインのフォルダ名を変更して無効化します(例えば、 plugin-nameplugin-name-off に変更)。
  • テーマの無効化
    • 手順:
      1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
      2. wp-content フォルダ内の themes フォルダに移動。
      3. 現在のテーマのフォルダ名を変更して無効化(例えば、 theme-nametheme-name-off に変更)。
      4. WordPressは自動的にデフォルトテーマ(例:Twenty Twenty-One)に切り替えます。
  • デバッグモードの有効化
    • 手順:
      1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
      2. WordPressのルートディレクトリにある wp-config.php ファイルを編集。
      3. 以下のコードを追加してデバッグモードを有効化します。

        define('WP_DEBUG', true);
        define('WP_DEBUG_LOG', true);
        define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);
        
      4. デバッグログ (wp-content/debug.log) を確認してエラーの詳細を把します。

メモリリミットの増加

  • 手順:
    1. FTPクライアントを使用してサーバーに接続。
    2. wp-config.php ファイルを編集し、以下の行を追加してメモリリミットを増加させます。
      define('WP_MEMORY_LIMIT', '128M');
      

これらの対処法を試してみてください。もしこれでも解決しない場合は、ホスティング会社に連絡してサポートを受けることをお勧めします。

404 Not Found エラー

  • 原因: ページが削除されたり、リンクが間違っていたりします。
  • 対処法:
    • リンクを確認: ページのリンクが正しいか確認し、リダイレクトを設定します。
    • 404ページを設定: 404エラーページを設定して、ユーザーに適切なメッセージを表示します。

メンテナンスモードが解除されない

  • 原因: メンテナンスモードのファイルが削除されていないことが原因です。
  • 対処法: maintenance.php ファイルを削除します。

maintenance.php ファイルは通常、WordPressのルートディレクトリに存在します。ルートディレクトリとは、WordPressがインストールされているディレクトリのことです。

以下の手順でmaintenance.php ファイルを見つけることができます:

  1. FTPクライアントを使用: FileZillaなどのFTPクライアントを使用してサーバーに接続します。
  2. ルートディレクトリにアクセス: WordPressがインストールされているフォルダに移動します。通常、public_htmlwww などの名前のフォルダです。
  3. maintenance.php ファイルを探す: ルートディレクトリ内で maintenance.php ファイルを探します。

このファイルが見つかった場合は、削除することでメンテナンスモードが解除されます。もしファイルが見つからない場合や操作に自信がない場合は、ホスティング会社に問い合わせると良いでしょう。

まとめ

WordPressは非常に便利なウェブサイト作成ツールですが、初めて使用する方にとってはエラーが発生した際の対処方法が難しいと感じるかもしれません。この記事で紹介したエラーは、多くのユーザーが直面するものです。

これらのエラーはそれぞれ原因が異なり、対処法も異なりますが、基本的な解決策を知っておくことで、迅速に問題を解決し、ウェブサイトの運営をスムーズに進めることができます。エラーが発生した際には、この記事を参考にして、適切な対処法を試してみてください。

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