
細々と運営している個人サイトがいくつかあり、趣味の延長でのんびりとコンテンツを更新しています。最近、今後の展開として「動画制作」に力を入れてみたいと考えるようになりました。
しかし、私自身が動画に出演するのはどうにも抵抗があり、かといって誰かと一緒に始めるのも気が引けます。高品質なカメラを購入して風景などを撮影するのも面白そうではありますが、外食時に料理の写真を撮るのも苦手な性分なので、これも却下。これまで通り、手描きアニメーションを使った動画作成が一番無難ではあるものの、手間がかかるのが正直なところです。
そこで、以前から関心のあった3DCGの世界に足を踏み入れてみようと思い立ちました。まずは、無料で利用できるオープンソースの3DCGソフトウェア「Blender(ブレンダー)」を試してみることにしました。
この記事を書いている時点では、Blenderをインストールして軽く触ってみた段階です。まだUIの習得など、基本的な操作に慣れることに精一杯といった状況です。長年Photoshopなどの2Dデザインツールは使ってきたので、ある程度は共通する部分もありますが、3D特有の操作感には戸惑うことも少なくありません。
少しずつBlenderを使いこなせるようになってきたら、またこちらのサイトで進捗をご報告していきますね。
Blender 動作環境
Windows 8.1以降
Mac OS 10.15 Intel、11.0 Apple Silicon
Linux(glibc 2.28以降)
無料で利用可能(商用可)なので、覚えてみてはいかがですか?
と
私自身は、動画で使うキャラクターなどを、Blenderを学んで自分で作成したいと考えています。しかし、私のように制作にじっくり時間を割ける人ばかりではありませんよね。
そこで、時間をかけずに手軽に3Dモデルを用意したい方には、イラストから3Dモデルを生成してくれるAIサービスがおすすめです!これらのAIツールを使えば、専門知識がなくても、費用を抑えつつ自分のイラストを3Dモデルに変換できるので、Blenderでのアニメーション制作に非常に役立つはずです。
イラストから3Dモデルを生成できるAIサービスを活用しよう
Blenderでの3DCG制作の強い味方として、「イラストから3Dモデルを生成できるAIサービス」にも注目しています。これらのAIツールを使えば、専門知識がなくても、費用を抑えつつ自分のイラストを3Dモデルに変換できるので、Blenderでのアニメーション制作に非常に役立つはずです。
無料のAI 3Dモデル生成サービス
ご紹介するサービスの中には無料のものも多いので、ぜひ活用してみたいと思います。技術の進化のおかげで、手軽にクリエイティブな表現ができるのは本当にすごいことですね!
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Meshy AI
テキストプロンプトや画像から3Dモデルを生成できます。Cartoon、Low-Poly、Voxelなど多様なスタイルに対応し、ゲーム開発者やクリエイターに最適です。生成された3DモデルはFBX, GLB, OBJなどの形式でエクスポートでき、Blenderで編集可能です。
公式サイト: Meshy AI -
Luma AI
テキストで概要を伝えるだけで、数秒以内に4つの3Dモデルを生成する「Genie」を提供。iPhoneアプリもあり、カメラで撮影した画像を3Dモデルに変換することも可能です。特にリアリスティックな表現に強く、高品質な動画・3Dモデル生成が期待できます。
公式サイト: Luma AI -
Tripo SR (Tripo AI)
単一画像から1秒以内に高速で3Dオブジェクトを作成できると謳うAIプラットフォームです。ドラフトモデルの生成速度が非常に速いのが特徴で、アニメーション対応モデルや様式化されたモデルの生成も可能です。
公式サイト: Tripo AI -
DreamGaussian
わずか2分で3Dモデルを構築できる超高速サービスです。1枚の画像から高品質な3Dコンテンツを超高速で生成できます。
公式サイト: DreamGaussian -
Shap-E (OpenAI)
OpenAIが開発した3Dオブジェクト生成AIで、テキストや画像を入力することで簡単に3次元データを生成できます。Hugging FaceのWebアプリとして無料で利用でき、生成された3DデータはダウンロードしてBlenderなどで編集可能です。
GitHub: openai/shap-e
Hugging Faceデモ: Shap-E – a Hugging Face Space by hysts -
Rodin
テキストと画像に対応した無料のAI 3Dモデルジェネレーターで、高品質な3Dアセットを瞬時に作成できます。AIテクスチャリング、リメッシュ&リテクスチャ機能も備え、OBJ、GLB, FBXなどの主要な3Dフォーマットに対応しており、Blenderでの利用もスムーズです。
公式サイト: Rodin AI -
EaseMate AI
AIを活用した2Dから3Dへの変換ツールで、ワンクリックで2D画像を3Dスタイルに変換できます。サインアップ不要で、オンラインで画像をアップロードするだけで利用でき、アニメーション効果や立体的な製品ビジュアルにも対応しています。
公式サイト: EaseMate AI
ご紹介したサービスの中には、無料で利用できるものから、より高度な機能やエクスポート形式のために有料プランが用意されているものもあります。しかし、ご自身のイラストを元に手軽に3Dモデルを作成できる点は共通しています。
これらのAIツールは、専門的な3Dモデリングスキルがなくても、費用を抑えつつ高品質な3Dモデルを生成してくれるため、多くのクリエイターにとって非常に強力な味方となるでしょう。技術の進化によって、誰もが簡単に創造的な表現を行えるようになったのは素晴らしいことです。